LOMILWA - ロミルワ

よくわからなくても3歩先まで見渡そう。
光学機器を面白く使うための考察と実験の記録。
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スリットビデオの発想
元ネタがどんなものだったかもう思い出せないが、それは確か360度撮影できるカメラか何かで、三脚の上に据えたカメラが自動的にくるりと回るとパノラマ撮影ができるという商品だった。おそらく、technobahnwiredvisionあたりで見たのだったと思う。去年(2008年)の夏ごろだった。
それをみててハっと思ったのは、時間軸を横軸にして撮影すればスリットカメラで撮影した写真のような映像を作成することができるじゃないか、ということ。で、「うーん、身の回りのものでできないかな〜」と考えて、「そうだ。ビデオ映像なら膨大な横軸(時間軸)を記録できるぞ。これに画像中にスリットを設けて、それでスリットカメラのできあがりだ!」と思いついた。
それが「スリットビデオ」の始まり。

思いついた当初は「これはすごい思いつきだ!」と思って、早速特許を取ろうと思った。とは言っても特許なんて取ったこともないし、死んだ親父がサラリーマンながらもなにやら実用新案みたいなものを取っていたことが子どもの頃の記憶としてあるくらいだ。
その頃はなんだか取り憑かれたように、「早く特許を取らないと誰か他の人が思いついてしまう!」と強迫観念に駆られて、発明協会に相談に行ったものだ。(発明協会の話もなかなか面白いのでまたいつか詳細を記録しておきたい)

結局、現状としては、なんだか曖昧な感じではあるのだが、いわゆる「特許出願中」という状態にはなっている。余談であるが、この「特許出願中」という状態を得るには15000円が必要である。(しかも、これで特許がとれたわけでなく、○月×日には思いついていました!という行列に並んだ状態になっただけだ)

相談員の方の説明によると、この「特許出願中」という状態になれば、とりあえず商品を作って販売しても大丈夫、とのことだったのだが、画像処理アプリケーションは早々に作ったものの、いざ動作させてみるといろいろと問題もあることがわかった。

それでそれを解決するためには高速撮影カメラが必要だということになった。それでcasio EX-F1の購入ということになったのだが、現在の大不況の予兆みたいなのが来ていて、去年の夏から今年の初めにかけて、我が社は経済的大ピンチでそんなお金になるかならないかもわからないものに10万円もつぎ込むことが許されなかった。

そんなわけで、発想から半年放置されたこのスリットビデオ。ここにきてようやく日の目を見ることができそうになった、というわけである。
【2009.02.12 Thursday 14:16】 author : | ソフトスリットカメラ | comments(0) | trackbacks(0) | -
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